▼ プロフィール
1989年、兵庫県生まれ。筑波大学卒。
2011年、大日本印刷株式会社に新卒入社し、大手金融機関やスポーツメーカーのBPO業務を担当する営業職を経験。
2015年、株式会社NKC ASIAを設立し、ITフリーランスと案件のマッチングサービス「テックビズフリーランス」を展開。
2019年、事業成長に伴い株式会社テックビズを分社化。創業以来、増収増益を続け、ITフリーランス業界2位(2024年12月現在)にまで成長。フィナンシャルタイムズ誌の「アジア太平洋地域における急成長企業ランキング」では51位にランクインしている。
Q. まずは中島さんの会社、テックビズの事業内容と、どんな課題を感じていたか教えてください。
うちはITエンジニアのプロ人材を束ねて、お客さま先へアサインしたり、プロジェクトを受託したりするビジネスを行なっています。売上が200億円ほどなんですが、人事・ファイナンス・マーケティング領域に多角化し、社内人数が300名くらいまで増えてきたところで「マネジメント層をどう育てるか」が課題だなと感じ始めたんですよ。
事業としては勝ち筋が見えているのに、僕自身の時間がマネジメントに取られすぎて、新しいことにチャレンジできない。そこで、芳地さんに相談しようと思ったんです。
Q. 最初にお会いしたのは交流会でしたよね。そこから月1コーチングを始めようと思ったのはどうしてですか?
何度か会っているうちに、経営課題を相談してみたいと思ったんです。
ちょうど芳地さんが「今、月1コーチングをやってみようと思うんですけど、興味ある人います?」ってFacebookで募集してくださったんで、「ぜひお願いしたいです」って始まりました。
Q. ここ半年ほど、どんなテーマで取り組んできましたか?
うちはコンサルタントのスキル教育はある程度できているんですけど、マネジメントとか評価基準が自己流だったので、そこを整備したかったんです。
芳地さんと一緒に行動指針の見直しや評価制度と連動させる仕組みを考えて、さらにマネージャー向け研修もお願いしました。みんな「どうやって部のメンバーに声かけすればいいか分かった」とか、手応えを感じ始めてるんですよ。
Q. 今後はどんなふうに会社を伸ばしたいですか? その中で、まだ課題だと思うことは何でしょう。
まずは「安心感のある組織」を作りたいですね。うちはフリーランスやプロ人材が多いので流動性が高いけど、そこを活かしつつ「辞めたくない、ここで働きたい」と思える求心力を高めたい。
あと、新規事業のアイデアがあっても、マネジメント体制が安定してないとチャレンジしにくいんですよ。だから、評価制度や育成の仕組みをしっかり作りこんで、さらに事業を伸ばせる土台を作りたいと思ってます。
Q. あまり交流会には来られてないですが、ご興味はありますか?
正直、大人数の集まりは得意じゃないんですが(笑)、HR系や人材領域で経営してる方と情報交換できる場なら面白そうですよね。採用から育成、評価まで一貫してどうやってるかなんて、他社の事例を聞いてみたい。
また、PRやブランディングの面でもいろいろ学びたいんで、そのテーマがあれば検討してみたいですね。
Q. 最後に、ILNプレミアムを今後どう活用していきたいか、一言お願いします。
月1回、芳地さんに相談すると、すごく頭の整理がしやすいんですよ。組織が大きくなると悩みが増えるし、僕自身が現場に入りすぎちゃって新しいことが手をつけられない。でも外から客観的に「そこは任せたほうがいいですよ」ってアドバイスをもらえるのがありがたいですね。
評価制度や育成スキームの安定化、新規事業のタイミングなど、これからもいろんな局面でお願いしたいと思ってます!