ケーススタディ

お客様:株式会社アセットプランニング 及川 学社長 担当コーチ:芳地 一也

株式会社アセットプランニング

Q.及川社長、どんな目標を立てられたのですか?

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及川社長:Day1を実施したのが2010年4月。そこで作った目標は、「2011年3月31日までに、私たちは売上10億、経常利益5000万を達成することにより、社員とその家族を幸せにする」です。
その前の期は売上5億、経常利益は赤字。そこから一気に倍にしようと。
ミッション名は「グレートトーゴー(10・5)作戦」(笑)。ちなみに、期中に温泉合宿で、3年後の目標「Wの誓い」をつくりました。来期はそこから線を一本引いて「Vの誓い」です。(笑)

Q.実施して、業績ではどんな成果がありましたか。

及川社長:終わってみれば、売上げは10億に少しとどきませんでしたが、ほぼ目標どおり。
経常利益にいたっては、赤字から5千万ですから大躍進です。

Q.そもそも、やろうと思われたきっかけは何ですか?

及川社長:私の仲間に、芳地さんにコーチングをやってもらっている女性経営者がいまして、その方に勧められたのがきっかけです。
お話を伺って、「これは面白い!」と感じました。で、芳地さんが札幌にいらしたときに会わせていただいたわけです。
当社は2004年の開業以来ずっと黒字でしたが、2010年3月決算で初めて赤字に落ち込みました。さらに社員の不幸もあり、私も精神的にかなり消耗していました。芳地さんにお会いしたのはちょうどその頃です。
芳地さんとお話しさせていただく中で、これまでは自分の経営を客観的に見る機会がなかった、これは自分自身が変わらなければいけない局面なのだな、と考えるようになりました。

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Q.芳地さん、及川社長にお会いして、どうお感じになりましたか。

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芳地:兄貴分というか、頼りがいがあって器が大きい方だな、と思いました。
従業員を守りたい、幸せにしたいという思いがなによりも強く伝わってきました。
過渡期の中で自分を見つめ直し、次のステージに行きたいという思いにも共鳴して、ぜひお役に立ちたいと思いました。

Q.実地するにあたって、社員の皆さんの反応はいかがでしたか。

及川社長:不安はあったようですね。最初から本音が言える人もいますが、言えない人もいますから、社員がモジモジする場面もありましたね。いろいろな葛藤があったでしょうね。

Q.ホームメイトFC 札幌大通店店長の奥山さん、
 前後の変化について、お聞かせいただけますか。

奥山店長:最初、社長から聞かされたときは、誰にだまされたんだろう、と(笑)。会社の業績が落ち、悲しい出来事もあり、気持ちが盛り上がらないときだったので、社長、とうとうこわれちゃったかな、と心配になりました。
初めて芳地さんにお会いしたときの印象ですか? 怪しい!(笑)。
今、思えば、未知の世界のものですから、かなり警戒していました。それがセッションを重ねるうちに、芳地さんの狙いがだんだん理解できるようになり、どんどん楽しくなってきました。
私は人を指導する立場にいますが、これまでどうすれば生産性が上がるのかわからず、悩んでいました。それが、「ちゃんとしたフォーマットを作ってシンプルにやれば、圧倒的に生産性が上がる」ということに気づかされたのです。

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Q.何が起こったのですか。

及川社長:これまで社員は会社という船に乗りながら、勝手にオールを持ち、バラバラに漕いでいました。それがみんなが呼吸を合わせてオールを漕げるようになりました。
それぞれの役割の中で、役割を担って漕いでいるので、船の進みもいいですね。それが業績という数字に現れたと思います。

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Q.社内の様子も変わりましたか。

及川社長:セッションをやるうちに、社員みんなが魅力やすごさにとりつかれていき、いつのまにか自分の考え、思い、意見を素直に表現できるようになっていました。
「社長に言われてやる」のではなく、自分で行動目標を立てて自分でやるという宣言をしますから、動かざるをえません。
文字通り、有言実行ですから、みんなが仕事にとても積極的になりました。これまで、私が社員一人一人の能力を引きだそうとしてもうまくいかなかったのに、自分達でそのレベルをどんどん上げてしまうのですから、驚きでした。
それに引っ張られて業績もどんどん上がっていく感じです。

Q.どんな問題が解決されましたか。

及川社長:以前より格段によくなったのが、セクション間の連携です。
実は以前、当社では会議を一切やっていませんでした。私、会議大きらい人間だったんです(笑)。起業前の会社員時代の話ですが、その会社では社長が机を叩きながら一方的にしゃべっていました。できない幹部は叱責、罵倒され、社員がズタズタにされて会議が終わる(笑)。
やがて自分も会社を興し、社長になると、自分も会議で同じような態度を社員にとってしまうような気がして、会議をさけていました。トラウマですね。それが、セッションの最初に社員から「各セクションの連携をとりたいので、定期的な会議は必要だ」という意見が出て、会議の重要性に気づかされました。
ふりかえってみれば、社員同士、相手がどんな仕事をやっているのかさえ、わからなかった。それがわかるようになったら、社員同士、パスを出しやすくなったのです。私が適切なマネージメントをしていなかった、と痛感させられましたね。

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Q.業績以外の面ではどんな成果がありましたか。

奥山店長:社長が想像もつかなかったくらい、社員のモチベーションがあがりました。
芳地さんからはじめて「ブレイクスルー」という言葉を聞いたとき、なんだろうという印象しかありませんでしたが、今は、そのブレイクスルーを「いかにやりとげるか」をいつも考えています。
昨年度は目標を立て、ほぼ達成しましたが、ブレイクスルーはそれで終わりではありません。会議を進めていくなかで、どこまでできるかを考えてブレイクスルーのポイントをどんどん上に上げていく必要が出てきます。
まだ、社員全員が経営者の視点で考えられていないので、今年あたりから全員がその意識を持てるようになれば、会社はすごいことになると思いますよ。

Q.芳地さんはセッションを通じて、どのように成長されましたか。

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芳地:及川社長は「社員が幸せになってほしい」「一人前になって、巣立っていってほしい」といつもおっしゃっていますが、そんな器の大きさが社員のみなさんにも伝わっているのがよくわかりました。
例えば、賃貸の店舗でのセッションは、朝10時から店舗をあけるので、6時半くらいに集合して7時からはじめます。
休日をつぶすこともあります。それでもほとんど誰も不満を言わない。目標を達成したのは、社員のみなさんががんばったから。そして、みなさんががんばれたのは、及川社長が社員を全力で応援している姿勢が社員全員に伝わっていたからだと思います。
リーダーのあり方として、学びは多いですね。

Q.社長、芳地さんに会うべきなのはどんな社長だと思いますか。

及川社長:やっぱり、「社員以上に自分が成長したい」と考える経営者じゃなければ意味がないと思います。
会社の規模に関係なく、「自分がもっと成長したい、成長し続けたい」という強い思いのある人こそ、やってほしい。私の場合、最終的に導入を決めたのは芳地さんの人柄に共鳴できたからです。
もともと細かいことを気にして物事を決めるタイプではありません。「男が男を選ぶとき、細かな注釈はいらない」というのが、私の持論です。芳地さんのことも、ああだから、こうだからと説明をすればするほど、価値が下がってしまう。
私とおつき合いしてくださる方は、私という人間の信用でおつき合いくださっています。だからこそ、私を信じるなら、「四の五の言わず、やってみたら?」かな。あ、これじゃネット向きのコメントじゃないですか(笑)

芳地:とんでもありません、恐縮です(笑)! 本日はありがとうございました。

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